こころん劇場は、フィクションで有り実在するナーセリーさんや育種家さんや販売店とは一切関係ありません。 時間をもてあましたひまじん専用の寛ぎどころであり、心の凝りをほぐして頂けると幸いです。 高尾山を目指して、カトナ農園は登りつつあった。オーナーである大御所様にお伺いを立てるため急いで登っていたのである。しかし普段の運動不足がたたりオバタリアンやジャリタリアンに先を越され、難儀しながら大御所様の所へ付いたのである。 キャスティング 大御所・・・・・・・・・・・高尾山に住む大天狗(名前年齢学歴を知るものは皆無) モガ爺ぃ〜・・・・・・・原種販売最大手の代表 越前屋・・・・・・・・・・モガ爺ぃ〜の子分で腹黒い神奈川県の三流育種家 ノグっち・・・・・・・・・・腹黒い金の亡者の糞ボウズ アリさん・・・・・・・・・・腹黒い金の亡者の糞ボウズ ヒデやん・・・・・・・・・腹黒い金の亡者の糞ボウズ あやさん・・・・・・・・・神奈川県に住む腹黒信者 カトナ農園・・・・・・・・別名お寺プランニングという悪の巣窟 第16幕 平成28年1月吉日 大伽藍の周りに法輪をまとった三重塔の扉を開け、カトナ農園は正座して待っておった。そこでは東京の喧噪とは無縁の別世界が有り、風の声が聞こえ鳥の声が聞こえ何か心洗われるような気分に浸っていた。 どこからともなく、大御所様の声が聞こえてきたが姿は見えない。 大御所・・・・・・・・・・・カトナ農園 今日はどう言う用むきで来たのじゃ? カトナ農園・・・・・・・・実は、お布施に関わることでござります。 大御所・・・・・・・・・・・昔のインコ真理教のように公安に目を付けられておるのか? カトナ農園・・・・・・・・いえ、そういうことは一切ございません。 大御所・・・・・・・・・・・お布施は期待しておるぞ。 カトナ農園・・・・・・・・ははぁ〜、期待に応えるように鋭意努力しておりますが、邪魔をするものが現れて難儀しております。 大御所・・・・・・・・・・誰じゃ、邪魔をするのは? ピースの化学か? カトナ劇場・・・・・・・じつは、こころんと言う園芸評論家で大統領にもなったかのような発言の数々に困っており、ご相談に参った次第です。 大御所・・・・・・・・・・・どういうことで困っておるのじゃ? カトナ農園・・・・・・・・一株3万円や5万円でオークションに出品すると、大きな声で「ぼったくり価格」と叫ばれます。 大御所・・・・・・・・・・・売れ行きが芳しくなく、上納金に苦労しておるのか? カトナ農園・・・・・・・・その通りでござります。 大御所・・・・・・・・・・・本堂改築にも支障が出るでは無いか? カトナ農園゜・・・・・・・皆で相談したのですが、出品価格を大幅に下げる方が落札が多くなり、売り上げも上がりお布施も増えると思いまして、その許可を頂きに参りました。 大御所・・・・・・・・・・・わかった。おまえに任せる。好きにいたせ。 カトナ農園・・・・・・・・ははぁ〜、御意。。。。。 カトナ農園・・・・・・・・それ以降、大御所様の声は聞こえてこなかった。 カトナ農園は高尾山を下る道中の茶店で、抹茶や団子を食したのである。 第17幕 平成28年1月25日 いつものお寺の本堂で。。。。。。。。。。。。。。。。。。 カトナ農園・・・・・・・・・・・・大御所様の後存念を伺ってきた。 カトナ農園・・・・・・・・・・・・皆に任すと仰せであった。 ノグっち・・・・・・・・・・・・・・そうすると入札のある価格からの出品できるのですね。 あやさん・・・・・・・・・・・・・それならこころんからぼったくり価格と言われないし。。。。他のナーセリーからも白い目で見られなくなります。 ヒデやん・・・・・・・・・・・・・それが良い。大賛成じゃ。 アリさん・・・・・・・・・・・・・・私も大賛成じゃ。 カトナ農園・・・・・・・・・・・・コンサートで投げ売りしなくてもすむしな。 カトナ農園・・・・・・・・・・・・後はコードネーム 「フレンチブル」を成功に導くのじゃ。 カトナ農園・・・・・・・・・・・・これが成功すれば、一株5万での販売も可能じゃ。だがその後は価格を下げて売る。 ノグっち・・・・・・・・・・・・・・こうして新しい年から我々は変わるんだ。変わらなきゃならないんだ。 あやさん・・・・・・・・・・・・・愛好家の信頼を取り戻すためにも、 カトナ農園・・・・・・・・・・・ここで新しい提案をするぞ。ベシカリウスとチベタヌスの交配株の作出じゃ。 カトナ農園・・・・・・・・・・・ノグっち この交配種をおぬしに任せる。 開発コードネームは「運命」とする。 ノグっち・・・・・・・・・・・・・トライアンドエラーの連続になりそうじゃが、チャレンジします。これが成功するかしないかが、今後の我々の運命でもあり、チャレンジコードネームの「運命」そのものです。 平成28年という一年の始まりで、それぞれの人々は気まぐれな運命に翻弄される一年になるのであろうか? それにしても激動の平成27年度にあって、旧悪は一掃されて新しい平成28年度になってくれることを心より願うこころんであった。 これにてこころん劇場は、終わりを迎えるのであった。 御拝読有り難うございました。 |
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